米国産牛肉輸入の再開に反対する1700余りの市民団体からなる牛海綿状脳症(BSE)対策会議は同日夜、ソウルの清渓広場で輸入反対のキャンドル文化祭を開催した。1万人以上集まった市民の中には、数百人の中・高校生と保護者、政治家や芸能人などの姿もあった。教育当局は集会会場に数百人の教師を配置し生徒への指導を行うと事前に明らかにしていたが、主催者側との間で大きな摩擦は起こらなかった。
汝矣島では市民3500人余りが集まり米牛肉輸入反対の汎国民大会を開いたほか、200人余りの会員が参加し、明洞で輸入反対のイベントを開き街頭行進をする団体もあった。ある青少年団体は徳寿宮前で米国産牛肉輸入反対と教育問題に関する集会を開いた。
警察の集計によると、同日午後、全国12地域・36会場で開かれた米国産牛肉反対集会に1万6000人余りの市民が参加した。これに対し警察は約2700人の人員を投入して万一の事態に備えた。
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