【ソウル16日聯合】知識経済部は16日に大統領主宰で開かれた第1回貿易投資振興会議で、先進一流国への飛躍を目指し外国人投資拡大と成長・雇用創出に向けた貿易大国実現戦略を報告した。韓国に対する外国人投資を2012年には現在の2倍にあたる200億ドルに拡大したい考えだ。
 戦略によると、政府は年内に大規模多国籍企業10大プロジェクトをターゲットとして選び、プロジェクト別に国内誘致に向けた特別作業チームを構成する。外国人投資誘致の需要がある、干拓のセマングム総合開発や西南海岸都市開発、上岩洞デジタルメディアセンターなど地方自治体の地域開発プロジェクトについても作業チームを運営し、説明会開催などの支援を行う方針だ。地域別では中東地域や、中国、シンガポールなど華僑資本による韓国投資拡大を推進する。

 国内に投資した外国企業に対しては投資増額を誘導するため、大型増額プロジェクトを中心に企業別支援を強化する。また、外国企業が財政支援と現金支援を同時に受けられるようにするほか、団地型外国人投資地域の造成期間短縮、多元化していた外国人投資地域制度の統合管理などで外国企業の活動環境を改善する。

 一方、5か月連続で貿易収支赤字が続いていることから、輸出強化の戦略もまとめた。政府は有望な内需企業と輸出企業を合計1万社選び支援し、2012年には貿易額1兆2000億ドル、輸出額6000億ドル達成を目指す。

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