【ソウル16日聯合】大韓小児青少年科開院医師会が16日に明らかにしたところによると、4月に疾病管理本部に登録されたA型肝炎患者は435人で、第1四半期の月平均数(160人)から2.6倍に増加した。本格的な行楽シーズンを迎え家族旅行や学校の野外活動が増えたことで、A型肝炎ウイルスにさらされる確率が高まったためとみられる。医師会は、A型肝炎は伝染しやすいため家族全員が予防接種を受け、水を沸かして飲む、手をきれいに洗うなどの徹底した衛生管理が必要だと話している。
 米疾病予防管理センターの調査によると、韓国はA型肝炎発生の中等度リスク国に分類されている。A型肝炎は主に汚染された食べ物や飲み水、患者との個人接触などで伝染し、感染から1か月程度で風邪のような症状(発熱、悪寒、頭痛など)や黄疸、食欲不振、嘔吐、下痢、腹痛の症状が現われる。

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