【ソウル15日聯合】国際線航空運賃に対する原油価格暴騰の影響が続く見通しだ。業界筋が15日に明らかにしたところによると、大韓航空とアシアナ航空は、この1か月で航空燃料価格が急騰したことから、今月に次いで6月も最高段階の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を適用することを決めた。先月に続き今月も原油価格が1バレル当たり平均100ドルを超えたため。しかし、最近は原油価格が120ドルを超えており、航空会社の立場としては燃油サーチャージを最高段階で維持しても燃料コストの補てんは厳しい状況だ。
 国土海洋部は今年1月、燃油サーチャージを既存の7段階から16段階に拡大導入した。航空会社側の厳しい状況を察してはいるものの、短期間で最高段階を上方修正するのは難しいとの立場だ。このため航空会社側は当面、最高段階の燃油サーチャージを賦課する方針だ。

 これに伴い来月も、国際線の往復航空券購入時には長距離路線28万ウォン(約2万8000円)、短距離路線12万4000ウォン、日本路線は6万4000ウォン、釜山~福岡路線と済州~福岡路線は5万8000ウォンの燃油サーチャージ適用される。大韓航空の仁川~ロサンゼルス路線を利用する場合、航空券価格だけで104万ウォン台、燃油サーチャージを合わせると132万ウォンとなる。

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