【ソウル14日聯合】統計庁が14日に発表した4月の雇用動向によると、先月の失業率は3.2%で、前年同月より0.2ポイント改善した。青年層の失業率は同0.1ポイント改善し7.5%となった。
 先月の就業者数は2271万1000人で、前年同月比19万1000人(0.8%)増加した。前年同月比の就業者数増加幅は、昨年8月に29万3000人と政府目標の30万人を割り込んで以降、今年2月まで7か月連続で20万人台を記録した。4月は3月(18万4000人)に続き増加数が10万人台にとどまり、雇用不振が浮き彫りになった。

 産業別では卸・小売と飲食・宿泊業(マイナス4万8000人)、農林漁業(マイナス4万4000人)、製造業(マイナス2万4000人)、建設業(マイナス2万2000人)などで雇用が減少した一方、事業・個人・公共サービス業は31万3000人、電気・運送・通信・金融業は1万3000人、それぞれ増加した。年齢層別では20~29歳が8万5000人、60歳以上が1万4000人それぞれ減少したものの、その他の年齢層では増加を記録した。

 雇用率は60.0%で前年同月比0.2ポイント下落した。また経済活動人口は2449万5000人で前年同月から15万9000人(0.7%)増えたが、経済活動参加率は62.0%で前年同月を0.3ポイント下回った。非経済活動人口は1500万人で25万1000人(1.7%)増加した。

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