空港で記者会見する朴元代表=11日、永宗島(聯合)
空港で記者会見する朴元代表=11日、永宗島(聯合)
【ソウル12日聯合】ハンナラ党の朴槿恵(パク・クネ)元代表は11日、離党した朴元代表の側近らの復党問題は党の現指導部が責任を持って解決する問題だとしながら、「5月末までにはとにかく決定が出なければならないと思う」と述べた。豪州・ニュージーランド訪問に先立ち、仁川空港で記者団に答えた。朴元代表は10日に李明博(イ・ミョンバク)大統領と会合した席でも、5月中の決定を望むことを伝えたという。結論が出ればそれを党の公式決定として受け入れ、それ以上は触れないとした。自身も決定を下せると強調したが、具体的な内容については言及していない。

朴元代表が復党問題の期限を5月末と区切ったのは、ひとまず今月中にこの問題に決着をつけ、次の行動に移る意志の表れとみられる。第18代国会の院構成交渉が本格化する前に復党問題を明確にすることで、親朴連帯と親朴無所属連帯の交渉団体構成について判断するという考えが含まれると関係者らは説明している。また、復党問題に結論が出れば自身も決定するとの発言は、復党問題で納得のいく解決策が出ない場合、7月の党大会に向けた党代表選出馬宣言や離党を含めたさまざまな可能性を示唆するものと考えられる。

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