【ソウル9日聯合】国土海洋部は9日、道路舗装に産業廃棄物を再利用することを骨子とした「産業副産物再活用道路舗装暫定指針」を設け、10日から施行すると明らかにした。
 これまで廃タイヤの粉末やアスコン生産過程で発生する回収ダストは、運動場のトラックや歩道などに使われるだけで一般道路舗装には利用されていなかった。今回の指針により、どちらも利用が可能となる。廃タイヤと回収ダストの発生量は毎年28万3000トンと21万3000トンに達している。また、火力発電所で発生するフライアッシュ、鉄鋼溶鉱炉の副産物の高炉スラグなども道路舗装に再利用できるようになった。

 国土海洋部は、この指針が施行されれば道路舗装用コンクリートの材料費が年間15億ウォン(約1億4775万円)、アスコンの材料費は158億ウォンを節減できるとみている。

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