【ワシントン8日聯合】北朝鮮住民の食糧難が日を追うごとに深刻化しており、国際社会の緊急支援がなければ5月から6月にかけ20~30万人が餓死する可能性があるとの主張が出された。北朝鮮支援団体「良き友人」の法輪和尚が8日に米国で記者らと会い、こうした見方を示した。
 法輪和尚は、米政府や議会関係者との面会を通じ米国が確固とした大規模食糧支援方針を立てていることを確認したが、実際に北朝鮮に食糧が搬入されるまでは最低2か月ほどかかるため、来月にかけ大勢の餓死者が出る可能性があると述べた。その上で、韓国政府や国連世界食糧計画(WFP)などが緊急支援に乗り出すべきだと強調した。

 北朝鮮では年初から食糧不足が深刻化し、平壌や開城、会寧など一部地域を除き配給が中断されているほか、コメやトウモロコシの価格も急騰している。

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