国内養子縁組、昨年初めて海外養子縁組を上回る

【ソウル8日聯合】国内での養子縁組数が昨年初めて海外への養子縁組数を上回った。保健福祉家族部が8日に明らかにした昨年の養子縁組関連の統計資料によると、昨年養子に出された子どもの数は2652人で、このうち国内養子縁組は52．3%の1388人、海外養子縁組は47．7%の1264人だった。
　国内養子縁組の割合は2005年には41．0%だったのが、2006年は41．2%に増え、増加を続けている。独身家庭でも養子を迎えることを可能にし、養父母資格の上限年齢を50歳から60歳に緩和したほか、国内養子縁組優先推進制度を導入するなど、国内養子縁組活性化対策を施行した成果が出たと評価される。

　年度別の国内外養子縁組状況をみると、2001年は4206人、2002年は4059人、2003年は3851人、2004年は3899人、2005年は3562年、2006年は3231人と推移しており、養子に出される子どもの数は減少傾向にある。