【ソウル8日聯合】外交通商部の権鍾洛(クォン・ジョンラク)第1次官は8日、訪韓中のネグロポンテ米国務副長官と会談し、米国産牛肉問題を含む両国懸案について意見を交わした。
 双方は、米国産牛肉の輸入再開に対する国内反発世論への対処案、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議プロセスの進行状況、核開発計画の申告と核無能力化の早期終結案などを話し合ったほか、先月に行われた韓米首脳会談の協議内容に基づき、7月ごろの2度目の首脳会談で発表される予定の「韓米同盟未来ビジョン」についても協議した。

 会談後にネグロポンテ副長官は記者らに対し、米国は韓国と安保・経済など幅広いイシューを扱う大変戦略的な関係を結んでいると述べた。今回の日程中、外交通商部長官・次官、青瓦台(大統領府)外交安保首席秘書官と両国懸案全般について話し合う機会を持ったと紹介した。

 ネグロポンテ副長官と権次官は、来月18日にもワシントンで次官級戦略対話を行う予定だ。

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