会談する野党3党の院内代表=8日、ソウル(聯合)
会談する野党3党の院内代表=8日、ソウル(聯合)
【ソウル8日聯合】統合民主党と自由先進党、民主労働党の野党3党が8日午前に院内代表会談を行い、米国産牛肉輸入の全面開放交渉の経緯に対する国政調査を進め、農林水産食品部の鄭雲天(チョン・ウンチョン)長官に対する解任建議案を提出することで合意した。先進党の朴宣映(パク・ソンヨン)報道官が会見で明らかにした。
 民主党の金孝錫(キム・ヒョソク)、先進党の権善宅(クォン・ソンテク)、民労党の千永世(チョン・ヨンセ)院内代表は、米国との牛肉交渉のやり直しを求める決議案を今回の臨時国会で通過させるため、この日から議員署名を開始することを決めた。鄭長官の解任建議案についても臨時国会通過で合意したほか、15日に予定されている牛肉交渉に関する農林水産食品部長官告示の延期を求めるとともに、通商手順法を今回の国会で通過させることでも一致した。

 朴報道官は、昨日の国会農林海洋水産委員会で実施された牛肉聴聞会では交渉責任の所在が究明されず、疑惑のある部分が多いため国政調査は避けられないと説明した。通商部門に対する責任問題については、13~14日の統一外交通商委員会聴聞会以降に処理する考えだ。長官公示が強行された場合の野党3党の共同対応方法についても、突っ込んだ話し合いが行われたという。

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