【ソウル7日聯合】統計庁が7日に発表した3月の小売り販売額は20兆9024億ウォン(約2兆1376億円)で、前年同月比で8.5%の増加を記録した。2月の7.2%に比べ伸びは拡大したが、旧正月特需が反映された1月の9.7%に比べると伸びは低かった。
 商品群別では、価格が急騰した車両用燃料(ガソリン、軽油、LPガス)の販売額が3兆7943億ウォンで前年同月比19.8%の急増となり、最も伸びが大きかった。次いで化粧品・せっけんが14.2%、乗用車が14.2%、医薬品・医療用品が11.5%などと続いた。車両用燃料は販売額は伸びたものの、販売量は減少しており、前年同月比でガソリンが0.9%減、軽油が3.7%減となった。

 小売り販売額のうち車両用燃料の占める割合は18.2%で前年同月比1.8ポイント拡大した。このほか自動車が10.7%で0.5ポイント上昇した。これに対し衣類・靴は15.8%で、割合は1.3ポイント落ち込んだ。

 小売り形態別では、無店舗販売が12.1%増、コンビニエンスストアが11.0%増、百貨店が5.2%増、大型スーパーが9.5%などとなった。

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