【ソウル7日聯合】ソウル・広津区で5日に初めて高病原性鳥インフルエンザが確認されてから7日午前までに、5人の鳥インフルエンザ感染疑い患者が見つかった。
 広津区によると、6日から保健所に感染疑い患者の相談窓口を設置し住民の申告を受け付けたところ、7日午前10時までに5人が高熱や風邪などの症状を訴えた。区は保健所で診療を行った後、鳥インフルエンザへの感染が疑われる場合は血清検査を実施し感染有無を確認する計画だ。ただ広津区の保健所関係者は、鳥インフルエンザ発生が伝えられて以降、感染が疑われるとの申告が時々寄せられるが特に症状がないケースが大半だと話している。

 区はあわせて、鳥インフルエンザの拡散を防ぐための防疫対策も進めている。6日夜に対策会議を開き、ウイルスに感染したニワトリを飼育していた庁舎内の自然学習場から半径500メートル以内の地域に対し、1日3回の散水清掃・消毒を実施することを決めた。

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