米国産牛肉の輸入反対運動を行っているインターネットサークル「狂った牛ドット・ネット」の主催により6日午後7時ごろから清渓広場で開かれた「米国産牛肉反対キャンドル文化祭」には3000人余りの市民がキャンドルをともし、牛肉全面輸入無効化を主張した。
この日の集会は、学生らの参加を自制するとした教育当局の指針にもかかわらず、清渓広場に集まった市民のうち小中高生は4分の1ほどを占めた。
友人3人とともに参加した中学生のキム・サンユン君は「ブログで『清渓川で集会をするときは1人でも集まれば力になる』との書き込みを見た。来たがる友だちも多かったが塾のためこれなかった」と話した。また同じく中学生のナム・ユギョンさんは「インターネットニュースでキャンドル文化祭が開かれる場面を見て、行かなければと心に決めた。ロッテワールドに行くのを取りやめて一緒にきた友だちもいる。狂牛病の危険が大きい牛肉の輸入は防がなければ」と声高に語った。
民主労働党の姜基甲(カン・ギガプ)議員も集会に参加し「今回の牛肉交渉は国民の健康を担保にした屈辱的な交渉だ。すぐに再交渉をすべきだ」と主張した。
一方、午後8時からは汝矣島の産業銀行前でもキャンドル集会が開かれ、清渓広場の集会の3倍以上となる9500人余りの市民が集まり、翌日に国会で開かれる米国産牛肉交渉に関する聴聞会に無言の圧力を加えた。
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