【ソウル6日聯合】米国産牛肉輸入問題に関連し、先月18日に妥結した韓米牛肉交渉で首席代表を務めた農林水産食品部の閔東石(ミン・ドンソク)農業通商政策官が6日、再交渉は不可能だとの立場を改めて確認した。
 外交通商部で行われた米国産牛肉輸入関連説明会で述べたもので、「米国で牛海綿状脳症(BSE)が発生しているからといって再交渉ができるものではない」と主張した。先の交渉では両国代表団が国際的、科学的基準を根拠に8日間にわたる論議の末に妥結しており、特別な状況でなければ再交渉はもちろん改正も困難だと述べた。

 政府と与党はこの日協議会を開催。ハンナラ党は政府に対し、米国産牛肉のBSE発生リスクが顕著だと判断された場合、実際にBSEが発生した場合は、輸入および検疫条件に関する再交渉が可能かと尋ねている。政府は検討し直ちに答弁すると答えたが、閔政策官の言及は、事実上、これに否定的な立場を示したものと解釈される。

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