【オマハ4日聯合】世界最大の投資持株会社、バークシャー・ハサウェイの最高経営責任者(CEO)を務めるウォーレン・バフェット氏が、韓国の株式市場は世界で最も魅力的な市場のひとつだとの考えを示した。米ネブラスカ州・オマハで4日、同グループのチャーリー・マンガー副会長と行った記者会見で、韓国証券市場の見通しを尋ねる質問に答えた。
 バフェット氏は、「世界主要市場の20~25のインデックスファンドにそれぞれ投資するなら、韓国証券市場は収益率が上位50%に入り他に比べて良い」と診断した。米国の金融株より韓国の株式に価値を見い出す方が容易だと述べ、米国の銀行より韓国に投資するほうが良いだろうと予測した。

 続けて、数年前にシティグループの報告書を見て、韓国の株式が信じられないくらい安いことを発見したと説明、「通貨危機の影響で、これまでに見た市場の中で最も安かった」と述べた。韓国企業は財務諸表が健全で収益率が良く、才能ある経営者が運営しており企業文化も良いが、すべての企業を生かすことはできなかったと話している。

 バフェット氏はまた、韓国企業の時価総額が非常に低く、個人的に韓国の株式を購入したほか、バークシャーはポスコ株(4%)を買い入れたと説明した。バフェット氏は、個人的に韓国の株式20銘柄余りに投資してきたとされる。

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