事故現場付近の海上では船やボート、ヘリによる捜索が続いている=5日、保寧(聯合)
事故現場付近の海上では船やボート、ヘリによる捜索が続いている=5日、保寧(聯合)
【保寧4日聯合】忠清南道保寧市の海岸で4日午後12時40分ごろ、釣り客や観光客数十人が突然の高波にさらわれ9人が死亡する事故が発生し、泰安海洋警察隊をはじめ道の消防本部、保寧市などが捜索を続けている。
 事故が起こったのは保寧市藍浦面竹島の船着場・防波堤付近で、急な高波が一時に押し寄せ釣り客や観光客がのみ込まれた。近くの漁船などにより14人が救助されたが、うち一部は重態だという。行方不明者の数は正確に分かっておらず、事故合同対策本部は捜索を行うとともに目撃者証言などを集めている。

 対策本部は4日に続き、5日も午前5時から消防隊や警察関係者、市民水上救助隊など合わせて745人を投入し捜索を再開した。ただ対策本部関係者は、「これまで追加の行方不明者はいないものと把握しており、行方不明者に関する通報も受けていない」と話している。

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