【釜山2日聯合】釜山市は2日、鳥インフルエンザの疑いがあると通報があった機張郡長安邑の農家で飼育されている地鶏について簡易検査を行ったところ、9羽のうち7羽から陽性反応が出たと明らかにした。これを受け釜山市は国立獣医科学検疫院に対し、高病原性かどうかなどを調べる精密検査を依頼した。結果は今週末にも出る見通しだ。
 一方、この農家から半径3キロメートル以内の「危険地域」にいるニワトリとアヒルの飼育農家からも、飼っている家きん類が急死し鳥インフルエンザが疑われるとの通報が相次いでおり、すでに鳥インフルエンザが拡散している可能性も指摘されている。

 釜山市と機張郡は、精密検査の結果、鳥インフルエンザへの感染が確認された場合には、危険地域内の家きん類を殺処分する考えだ。

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