【ソウル1日聯合】政府がアフガニスタンの治安安定のため、現地の警察を訓練する警察要員を派遣する方針を事実上固め、具体的な計画をまとめていることがわかった。政府当局者が1日に明らかにしたもので、派遣規模は数十人となり、現地で米国の警察訓練隊と合流する見通しだ。
 当局者によると、警察訓練要員の派遣は米国の要請を受けたもので、現在政府内での協議を進めているが、派遣を実施する方向に傾いているという。現地視察と米国・アフガン政府との話し合いを経て、上半期中に具体的な派遣計画がまとまりそうだ。政府は現地で活動中の米国の警察訓練隊に韓国警察を合流させる方式で派遣することを積極的に検討しているもようだ。別途に訓練隊を運営する場合には、彼らを警護する兵力もともに派遣しなくてはならず、このために国会の同意を得なくてはならないほか、再派兵をめぐる議論も呼びかねないためだ。

 同当局者は、警察の海外作戦経験は事実上皆無な上、警察の大規模海外派遣はこれを埋め合わせる資源がなく、派遣規模は数十人を超えないだろうと話している。

 これに先立ち米国は昨年末、アフガンの軍・警察を訓練する要員を派遣するよう韓国に要請しており、韓国政府も軍の派遣は無理だが、警察の派遣は可能性を検討するとの考えを伝えている。

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