【南原30日聯合】朝鮮時代陶工の子孫にあたる14代沈寿官(本名シム・ヘギル氏)が、来月1日に祖先が暮らした全羅北道・南原を訪れる。市が30日に明らかにした。
 沈寿官は、南原城の武官だったが慶長の役が終わった1598年に日本に連れて行かれ、その後に陶工となった沈当吉(シム・ダンギル)の子孫。沈寿官家は鹿児島に定着し、薩摩焼を創製した。14代沈寿官は南原の春香祭を訪ねるほか、自身の作品を寄贈し名誉市民証を授与される予定だ。また、南原の陶芸体験館で開かれる伝統窯の点火式に出席し、地域の窯跡や観光地も見学する。

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