重家大使は、李明博(イ・ミョンバク)大統領の訪日で、多くの日本人が新たな韓日時代が開かれたと心から感じており、企業家をはじめ日本人の心に変化をもたらしたと述べた。個人的には、日本と韓国は共通の利害関係が多く、今後も関係はずっと良くなるものと楽観しているとし、「もちろんさらなる努力が必要だが、両国国民の間の理解も広がっている」と強調した。
また、韓日首脳はことし数度にわたり会うことになるとし、特に9月初旬には、韓日中3カ国の首脳会談が日本で開かれる予定だと明らかにした。正確な日程は現在調整中だという。6月に韓日自由貿易協定(FTA)締結に向けた実務会談が開かれることに関しては、「韓日FTAは両国経済の未来のために大変重要だ」と評価した。
韓国の対日貿易赤字解消の秘訣(ひけつ)は何かとの質問が上がると、大使館内で話し合ってみたものの、目立った回答はなかったと答えた。ただ、米国も過去にこの問題で日本を批判したが、当時の日本は、貿易は両者間の数値で見てはいけない、世界的な観点で見るべきだと論じていたと紹介し、それが韓国にも当てはまるだろうと述べた。
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