釜山国際水産物卸売市場。写真は23日撮影=(聯合)
釜山国際水産物卸売市場。写真は23日撮影=(聯合)
【釜山30日聯合】国内最大規模の公営水産物卸売市場である釜山国際水産物卸売市場が30日に完工式を行い試験運営に入った。8月までの試験運営期間を経て9月に正式にオープンする。
 水産物卸売市場は釜山市が2001年から西区岩南洞の埋立地11万1607平方メートルに総工費2090億ウォンを投じて着工したもの。沿海・近海の水産物だけでなく、遠洋で捕獲した水産物と輸入水産物も取引される。9月の正式オープンまでに税関と出入国管理事務所、国立水産物品質検査院などが入り、水産物取引だけでなく品質検査や出入国検査なども行える国内初の施設となる。建物3階には市民らが利用できる展望台があり、甘川港一帯を見渡せるほか、近くの岩南公園までの散策路も設けられている。

 釜山市は来年以降、取引量が増え続け、5年後には50万トンに達すると予想している。これは昨年末基準で釜山で取引された水産物175万トンの24%に相当する量となる。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0