【ソウル29日聯合】1978年4月29日に原子力発電所の商業運転が始まってから30年目を迎えた今年、韓国の原発輸出が実現する可能性が高まっている。
 韓国電力と韓国水力原子力が29日に明らかにしたところによると、トルコ政府は先月、民間発電事業者の形で発注する初の原子力発電事業を公告した。トルコは2015年までに500万キロワット規模の原発を建設する計画で、年内に初事業を担う企業を選定する予定だ。韓国電力は、トルコ国内火力発電所の半数を建設し民間発電所も保有している同国最大手の建設会社、エンカ・グループを協力パートナーとし、その受注を進めている。

 このトルコ事業は、韓国電力が受注最有力と予想する原発輸出第1号候補のひとつ。韓国電力は期限の9月までに事業計画を策定し入札に参加する計画だ。

 一方、今年7月に入札提案を受け付ける重水炉システムのルーマニア・チェルナボーダ原発事業も、受注が有力視されている。


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