韓国首席代表の金塾(キム・スク)朝鮮半島平和交渉本部長は、米国首席代表のヒル国務次官補(東アジア担当)と会い、北朝鮮の核開発計画申告問題を終結させ、6カ国協議を次の段階に進めるための方策について話し合った。米政府は24日に北朝鮮とシリアの核協力の事実を確認、米議会と政府の一角では6カ国協議に対する批判の声が高まっている。そうしたなか、韓米両国の当局者が会い核問題について意見を交わしたのはこれが初めてだ。
会談を終えたヒル次官補は、ソン・キム朝鮮部長の訪朝結果と、6カ国協議の次段階などさまざまな面について論議したほか、6カ国協議を進めていくうえでどのようなことを期待できるかについても話したと紹介した。また、「北朝鮮が彼らの要求事項と義務を履行すれば、われわれも要求事項と義務を確実に履行することを重ねて強調する」と述べた。金本部長もソン・キム朝鮮部長の訪朝を評価するとともに、この問題を継続して協議していくと話している。
6カ国協議首席代表任命後、初めて米国を訪問した金本部長は、この日の会談に先立ち、ヒル次官補とともにライス国務長官ともあいさつのために顔を合わせた。
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