会議を締めくくる発言を通じ、韓国が一流国として跳躍しようとするならば、政界、行政、国民のすべてが新たな契機を作り国民的な共感を得る必要があると力説した。権威主義時代のように政府が朝から歌を流して一方的に引っ張っていくことはできないとし、21世紀型のモデルを作り変わっていかねばならないと強調している。その上で、1970年代に先進国入りを目指して国民が力を結集した「セマウル運動」のような動機が必要だとし、新しい時代に合った新しい方式を求めた。
これと関連し、日本訪問時のエピソードを披露した。李大統領は「日本で高齢の企業家らが『われわれは本当に一生懸命生きてきた。もしも戦争に勝っていたなら今日のような発展はできなかったかもしれない』と話していた」と紹介するとともに、これは戦争に負けたために地球上から消えるか生き残るかの危機意識を持ったものだと説明し、危機意識を持つよう求めた。
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