【ソウル28日聯合】粉末射出成形技術を用いてチタン素材の携帯電話ケースなどを製造する技術が、国内企業により世界で初めて開発された。知識経済部の技術標準院は28日、チタン水素化物(TiHX)を利用した粉末射出成形携帯電話用チタン部品技術に対し、新技術(NET)認証マークを与えたと明らかにした。
 同技術はチタン製品を扱うMTIGが開発したもので、3次元形のチタン部品の大量生産に粉末射出成形法を利用し、既存の切削加工方式に比べコストを50%削減した。技術標準院は、同技術の開発で輸入に依存していたこれら部品の全量を代替できるようになるほか、携帯電話だけでなく医療や電子、船舶、機械部品などにも技術を利用できると説明した。標準院はこの技術に加え、合わせて30件の技術を新技術として選定している。

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