【ソウル28日聯合】金融研究院は28日、今年の経済成長見通しをこれまでの4.8%から4.5%に引き下げた。また上半期の見通しを5.1%から5.0%に、下半期の見通しを4.6%から4.0%にそれぞれ下方修正した。世界経済の成長率下落に伴う輸出増加の鈍化と国内消費の不振が同時に進むものと予想されることから見通しを引き下げたと説明している。
 経常収支については、当初29億5000万ドルの赤字を記録すると予想していたが、国際的な原材料価格上昇などの影響で商品収支黒字が大幅に縮小するとの見通しから、経常赤字は80億4000万ドルと大幅に増えるとの見方を示した。上半期は124億1000万ドルの赤字、下半期に43億7000万ドルの黒字になると予想している。

 ウォン・ドル相場は変動性が拡大するなか、下半期になるほどドル安圧力が高まり、年平均相場は1ドル=970ウォン、また消費者物価は年間で3.6%上昇すると予想している。

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