【ソウル21日聯合】6カ国協議の韓国首席代表を務める金塾(キム・スク)朝鮮半島平和交渉本部長は21日、北朝鮮の核開発計画と関連し「プルトニウムはもちろんウラン濃縮計画(UEP)やシリアとの核協力についても、時間がかかろうとも徹底的に究明する」との姿勢を示した。平和放送のラジオ番組とのインタビューで述べたもので、この3件については本質的な面や徹底検証が必要な点で違いがないと強調した。
 また、北朝鮮が核申告書を提出し、内容に対する確実な検証が行われるまでは、北朝鮮の過去の核活動に対する疑惑を解決することはできないと述べ、正確な申告と徹底した検証を重ねて主張した。検証については、単に北朝鮮の説明を聴取するのではなく、客観的かつ科学的な調査に基づき検証しなければならないため時間がかかるとの見方を示した。だれがどのように検証するかについては、6カ国協議当事国と協議・交渉する必要があるとしている。

 一方、6カ国協議の開催時期については「5月が過ぎるまでに開かれれば」との期待を示した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0