【ソウル14日聯合】イラク政府が油田開発事業への参加資格を審査した結果、韓国石油公社とSKエナジーが脱落したと伝えられたことに対し、知識経済部は14日、審査には落ちたものの探査鉱区事業には依然として参加可能との認識を示した。
 イラク石油省は同日、イラク油田開発事業への参加資格審査にパスした35社のリストを発表しており、韓国からは韓国ガス公社を中心にLG商社、大宇インターナショナル、ハンファなどで構成された企業連合だけが通過した。ともに審査を申請していた韓国石油公社とSKエナジーは、イラク政府の承認を得ずにクルド自治政府と独自に油田開発契約を結んだことから、通過は難しいとみられていた。

 知識経済部は、石油公社とSKエナジーの脱落は予想していたと述べ、今回の発表は開発・生産鉱区だけに適用されるもので探査鉱区の分譲時は参加可能だとの見方を示した。今回の審査はイラク南部地域の世界的な大型生産・開発鉱区の分譲資格を審査するもので、イラク政府がエクソンモービルやシェブロンなど石油メジャーを好む上、韓国企業の独自開発力が不足していることから、審査を通過しても実際の分譲と運営は容易でないと同部はみている。

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