【ソウル11日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は11日、青瓦台(大統領府)でパウエル前米国務長官の表敬訪問を受け、韓米同盟関係や北朝鮮核問題などについて意見を交わした。青瓦台が伝えた。
 李大統領はその席で、来週の自身の訪米について「伝統的な韓米同盟関係を確認するとともに、北朝鮮核問題など朝鮮半島問題の解決に向けた両国の協力を誓う、意味のある場になるだろう」と述べた。これに対しパウエル前長官も、「李大統領の訪米を楽しみにしている。韓米首脳会談は首脳同士の信頼を確かめる良い機会になるだろう」と答えた。双方はまた、韓米自由貿易協定(FTA)の早期批准・発効が両国の同盟強化と関係発展に重要だとの見方で一致し、協力を続けていくことにした。

 パウエル前長官はブッシュ政権の第1期国務長官を務めた。高麗大学・一民国際関係研究院の招きで訪韓し、同日午後に「変化する世界の中の韓米関係」をテーマに講演した。

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