開票の結果、ハンナラ党が153議席(比例22議席)、民主党が81議席(比例15議席)、自由先進党が18議席(比例4議席)、親朴連帯が14議席(比例8議席)、民主労働党が5議席(比例3議席)、創造韓国党が3議席(比例2議席)、無所属が25議席をそれぞれ確保した。これにより、1987年の民主化以降、第17代総選挙に次いで2番目に与党が過半数を占める議会構図となった。
ハンナラ党は2006年5月の統一地方選挙での勝利、昨年12月の大統領選の勝利に続き、今回の総選挙でも勝利を収めており、李明博(イ・ミョンバク)政権の国政運営にも弾みがつくことになった。ただ、国会のすべての常任委員会で過半数を占められるほどの議席獲得には失敗しており、また朴槿恵(パク・クネ)元代表派の議員も30議席前後を確保していることから、李大統領が公約としている大運河特別法などの政策推進に影響しそうだ。
一方、統合民主党は当初目標としていた100議席の確保を大きく下回る結果に終わり、指導部の責任論が出るなど、今後選挙による後遺症が続きそうだ。また自由先進党は地盤の忠清道地域で善戦したものの、院内交渉団体の構成要件となる20議席の確保はかなわず、民主労働党と進歩新党は17代総選挙当時に比べ議席を半分に減らした。親朴連帯は当初目標を超過達成した。
現在の議席分布は、野党の民主党が136議席で院内第1党の座を占めており、与党ハンナラ党が112議席、自由先進党が9議席、民主労働党が6議席、親朴連帯が3議席、創造韓国党が1議席、無所属が25議席となっている。
Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0