【北京9日聯合】6カ国協議で米国首席代表を務めるヒル国務次官補と北朝鮮首席代表の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官が9日午前、北京にそれぞれ到着した。前日にシンガポールで行った米朝会談の結果を、韓国など6カ国協議当事国に説明する。
 ヒル次官補は空港で記者団に対し、まだワシントンから指示がないこと、午後に記者会見を開くことだけを明らかにした後、駐中米国大使館に向かった。ヒル次官補は正午過ぎに釣魚台迎賓館で中国首席代表の武大偉外務次官と協議するほか、韓国首席代表の千英宇(チョン・ヨンウ)朝鮮半島平和交渉本部長にも会う。

 金外務次官もヒル次官補とは別の便で北京に到着し、北朝鮮大使館に移動した。北朝鮮に対し米国のテロ支援国指定が解除されたかという質問には、笑って手を振っただけだった。

 一方、千本部長もこの日北京入りし、ヒル次官補、武外務次官とそれぞれ協議するほか、金外務次官との接触も試みる。

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