韓日の高校生がアリランで交流し続け11年…旌善

【旌善31日聯合】埼玉県の細田学園高校の生徒76人が31日、江原道長城郡の文化芸術会館で、旌善高校の生徒らとともにアリランを合唱した。
　アリランのふるさと旌善で韓日の高校生がアリランのハーモニーを響かせるのは、今年で11年目となる。細田学園高校の細田早苗校長が、韓日教育交流協会長に在任中の1998年に始めた。細田校長は、「アリランを学ぶために訪れる生徒たちを歓迎しサポートしてくれる旌善の人たちに心から感謝したい」と話している。この日の第1陣に続き、来月21日に2陣として100人ほどの生徒が旌善を訪れ、アリランを学ぶ。

　旌善アリラン研究所の秦庸ソン（チン・ヨンソン）所長は、韓国を代表するアリランの体験を10年を超える長い歳月にわたり続けている細田学園高校の生徒たちの姿を見て感動したと語った。

　細田学園高校のアリランへの愛は沖縄、大阪、福岡など日本全域に広がり、この10年間でアリランを学んだ高校生は4000人に上るという。