【ソウル28日聯合】韓国貿易協会は28日、ソウル・貿易センターで「対日貿易赤字改善対策を設けるための専門家懇談会」を開催した。懇談会にはサムスン経済研究所や日本企業研究センターなどのシンクタンク、日本で起業した企業家らが参加し、対日貿易赤字の改善策について意見を交換した。
 同協会が明らかにしたところによると、対日貿易赤字は2006年は254億ドル、昨年は299億ドルと毎年増え続けている。年初から2月までの対日貿易収支も52億ドルの赤字を記録し、前年同期間に比べると7億ドル増加した。

 懇談会の参加者らは、中長期的側面で対策を設け、輸入抑制よりは輸出拡大を通じた貿易収支バランスを模索する政策作りが急がれると指摘した。また、マーケティングに韓流を利用する文化的アプローチ戦略を駆使し、30~40代の日本専門家を養成する一方、輸入代替産業に携わる企業に対する金融支援などが必要だとした。


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