【ワシントン27日聯合】米国を訪れている外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官は27日、米外交安保分野のシンクタンク関係者と相次ぎ会い、韓米同盟などについて話し合った。
 柳長官は午前にブルッキングス研究所のタルボット所長に、午後は戦略国際問題研究所(CSIS)のハムレ会長、平和研究所(USIP)のソロモン所長、ジョンズ・ホプキンス大学付設韓米研究所のオーバードーファー所長と会った。前日にもウルフウィッツ国防副長官やCSISのアインホン顧問、アジア財団のスナイダー上級研究員ら朝鮮半島の専門家20人余りと夕食を取っており、これらは米世論のリーダー層に対する積極的な韓米同盟固めの動きとみられる。

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 柳長官は、新政権は韓米同盟を土台に北朝鮮核問題と北朝鮮政策を進めると説明し、韓米同盟の一層の拡大と発展に向けた米学界の意見を聞いた。あわせて、韓米自由貿易協定(FTA)の早期批准と米ビザ免除プログラムへの韓国の年内参加を通じ、韓米同盟をこれまでの軍事・安保分野から経済・社会分野へと拡大できると強調しながら協力を求めた。

 米国側は、韓米が朝鮮半島と北東アジアを超え世界的なイシューまで協力を拡大することに期待を示し、韓米同盟強化を重視する新政権の外交政策を支持することを表明した。

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