就任式であいさつする金鍾昶院長=28日、ソウル(聯合)
就任式であいさつする金鍾昶院長=28日、ソウル(聯合)
【ソウル28日聯合】新任の金鍾昶(キム・ジョンチャン)金融監督院長が、大々的な組織刷新と監督方式の変化を予告した。
 金院長は28日、就任あいさつと記者懇談会の席で、「これまで監督システムや慣行に多くの変化があったが、世の批判の声はいつになく高い。信頼と尊敬を受ける監督院にならなければならない」と強調した。金院長は2000年には副院長として在職したこともある。金融需要者に対する監督院職員のマインドがあまり変わっていないことが最大の問題だと指摘し、徹底した変化を求めた。

 今後の監督方向としては、市場配慮と企業配慮の監督、消費者と投資家を保護するための監督の3つを提示した。金融会社を監督対象とだけではなく金融産業発展のパートナーとして認識するとし、金融会社のグローバル競争力を制限する各種の規制を思い切って廃止することに力を注ぐという姿勢を示した。

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