【ソウル28日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は28日、規制改革と関連し「過去の時代にとどまっていたさまざまな規制から脱け出さなければならない」と力説した。公正取引委員会の業務報告に出席し、冒頭発言を通じて述べたもので、世界と競争する中でどの国よりも不利な条件で争うことはできないとし、少しでも強みを作り出す必要があるとと主張した。
 李大統領は、「規制をなくしてもいくらでも監督はできる。あらゆる規制をかけておいて、何を監督するというのか」と問いかけた。自由な状態で監督が必要なのであり、1つ1つ縛っておいては、今の時代の企業は競争することができないと述べた。

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 また、過去に大企業の負債比率が400~500%に達していたころは出資制限や規制を行い企業を保護する必要があったが、今は全ての企業の負債比率が100%を下回るだろうと指摘し、「今や規制を緩和してもよい時がきたと思う」との考えを示した。財務構造が米国や日本よりも堅実で現金を多く保有している状況であるにもかかわらず

、依然として過去の規制を続けていると指摘した。

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