脱北者12人、駐ラオス韓国大使館に駆け込み

【ハノイ28日聯合】脱北者12人が27日に、ラオスにある韓国大使館に駆け込んだ。朴宰鉉（パク・ジェヒョン）駐ラオス大使が28日、聯合ニュースの電話取材に対し、「女性11人と男性1人の脱北者が27日午前11時ごろ、韓国大使館内に入ってきた」と明らかにした。健康な状態で大使館に保護されているという。身元が確認されればラオスと協議したうえで、人道主義と国際慣例に基づきできるだけ脱北者の希望通りに処理する方針だとした。
　ラオスでは昨年12月にも2人の脱北者が第三国行きを求めスウェーデン大使館に駆け込み、韓国に入国している。

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　一方、ボイス・オブ・アメリカ（VOA）が伝えたところによると、国境なき人権（HRWF）やISHRなど4つの国際人権団体が声明を通じ、脱北者12人がラオスで活動するHRWFと面談後に現地の韓国大使館に入ったことを明らかにした。これら脱北者が国際難民地位に適法と判断し手助けしたと説明しながら、ラオス政府に対し韓国に安全に送るよう求めた。