【ソウル27日聯合】来月下旬から違法タクシーを通報した市民に最高200万ウォンの報奨金が支払われる。摘発されたタクシー会社には減車や免許取り消しなど強力な行政処分が下される。ソウル市は27日、前日に行われた条例・規則審議会でこうした内容の「ソウル市旅客自動車運輸事業法違反行為申告報奨金支払い条例」交付案が議決されたのを受け、ただちに施行規則を策定し4月中に施行する計画だと明らかにした。
 交付案によると、第三者にタクシー会社所有の車両を賃貸または委託運営させたり、車両を買い取らせて名義を貸す行為、採用契約を交わさずパートタイムで勤務させる行為など、法人タクシー名義利用禁止規定に背いたり、全額管理制に違反した行為を通報すると、それぞれ200万ウォン(約20万円)の報奨金が支払われる。個人タクシーの違法代理運転や違法譲渡行為、無免許個人タクシーの通報にはそれぞれ100万ウォン、個人タクシーの営業時間制度違反の通報には20万ウォンが支払われる。違法タクシーの通報は、ソウル市道路行政担当(2171-2032~3)、コールセンター(120)などで受け付ける。

 市は年初から違法タクシー集中取り締まりを行っており、現在までに9社250台余りを摘発している。

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