金処長は追慕の辞を通じ、「死を目前にした最後の瞬間まで、ひたすら国権回復だけを願っていた安義士の崇高な姿には自然に頭が下がる。わが民族の精神的表象であり英雄として、限りない尊敬と欽慕の気持ちを捧げる」と述べた。
一方、同日午後2時からは世宗大学で「安重根義士の対日観と政治思想」をテーマにした7回目の学術大会が行われるほか、午後6時からは戦友会館で安重根義士崇慕会と中国、日本の参加者らが集まり、安重根義挙・殉国100周年宣揚事業に向けた討論会と親善交流会が開かれる。
安重根は1909年10月26日、日本人に偽装してハルビン駅に潜入し、駅構内でロシア軍の迎えを受けていた伊藤博文を射殺、その場で逮捕された。同年11月にロシア海兵隊から中国・旅順にある日本の監獄に移送され、翌年2月14日に死刑を宣告、3月26日に処刑された。
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