【ワシントン25日聯合】6カ国協議で米国首席代表を務めるヒル国務次官補(東アジア担当)は25日にワシントンで講演し、米国と北朝鮮は今月初めのジュネーブ会談以後、ニューヨークのチャンネルを通じ核開発計画の申告について協議を続けていると明らかにし、今後の数週間が非常に重要だとの考えを示した。これまでの協議内容と現在も話し合いを続けている具体的な事案が解決策を導くことになるだろうと述べた。
 ただ、いまだ北朝鮮側が完全かつ正確な核開発計画の申告を履行していない点を指摘し、残すところ300日余りとなったブッシュ政権の任期内に第2段階措置を終え、第3段階へ進めるかどうかを北朝鮮が答えなければならないと主張した。

 北朝鮮側と追加で会談を行う可能性については、「具体的な計画はないが排除はしない」と述べた。また、米国は「遺憾なことに」北朝鮮と他国の核協力の事実を知っており、この問題に対する明確な解明が必要だと協調した。

 ヒル次官補は、北朝鮮による核の保有は「大変危険であり、決して許すことはできない」とし、申告問題の解決を通じた第3段階措置への移行を促したが、申告期限については言及しなかった。

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