【永宗島25日聯合】「これまで瞬間的に痛みだけを和らげる治療を受けてきたが、これからはけがの原因をきちんと突き止めなくてはならない」――。
 世界フィギュアスケート選手権の女子シングルで2年連続の銅メダルを獲得し、25日に帰国したキム・ヨナは記者会見でけがの治療に対する強い意思を示した。

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 今回もけがで試合をこなすのが大変だったと話すキム・ヨナは、「昨年夏、熱心にトレーニングを受けグランプリシリーズでよい成果を上げたもののけがのせいで世界選手権大会では残念な部分があった」と試合を振り返る。しかし、すでに終わったことなので気楽に考えており、けがの程度に比べれば満足できる結果だったと評価した。

 昨年の大会でも尾骨の負傷と腰の痛みを抱えた中で銅メダルを獲得し善戦したが今年は大会を控え突然股(こ)関節の故障に悩まされ、再びけがと戦いながらの出場となった。「今回は時間が足りなかったので痛みをなくすためにさまざまな治療法を使ったが根本的なけがの原因を治療することはできなかった。これからはリハビリに励み治療に専念したい」と強調した。

 今シーズンを終えた感想については「何もせずにじっくり休みたい。来シーズンのプログラムについてはまだ考えていないがある程度変化を付けたい」と語った。ジュニアの頃は成績が良くないとぎこちなさが表情にも表れたが今は笑いながら話せるという。実力だけでなく精神的にも一歩成長したことをうかがわせた。

 一方、同い年のライバル、日本の浅田真央に対しては「まだ深い内容の会話をするほどの仲ではない。女子選手とっては難しいトリプルアクセルができる。そしてミスをしても続けて挑戦し努力する選手」と評価した。

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