【ソウル25日聯合】漢江に続き、南山全体を文化と芸術がひとつになった空間にデザインし観光名所として育成するため、ソウル市が「南山ルネッサンス」事業を本格化する。市は25日、南山ルネッサンスマスタープランの立案に向け、このほど管理諮問に関する入札公告を出したと明らかにした。
 市が南山全体を新たにデザインする総括的な計画作りに乗り出すのは初めてとなる。諮問を通じ、南山全体を韓国の伝統イメージを基盤に生態性を組み合わせ新しくデザインし、文化と芸術が調和した空間に造成するとともに、観光客誘致に向けた新交通手段の導入などについても6月までにまとめる計画だ。

 特に、南山周辺を奨忠、芸場、会賢、漢南、南山タワーの5地区に分け、それぞれギャラリーパーク、メディアアート、コンサート、生態、展望ゾーンに特化し、背後施設として芸術家村や観光宿泊村、楽器専門商店街などの造成を支援する案も整える。あわせて、南山一帯にモノレールやケーブルカー、エレベーター、リフトなどの新しい交通手段を導入する必要性なども検討し、既存のスポーツ施設や便宜施設、建築物などを据え置くかどうかや、その活用案も提示する。

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