【ソウル25日聯合】外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官が25日、来月中旬に予定されている韓米首脳会談の準備などに向け5日間の日程で米国を訪問する。同日午後7時30分にワシントンに向け出国し、現地時間26日にライス国務長官と昼食を兼ねた会談を行う予定だ。
 柳長官は先月25日、李明博(イ・ミョンバク)大統領就任式出席のため訪韓したライス長官と長官内定者として会っているが、正式に就任してからは初めての会談となる。この席では来月15~29日に予定されている李大統領の訪米中に行う韓米首脳会談の議題について調整を行う予定だ。また、李明博政府発足後初めての韓米外相会談とあり、両国間の多様な両者・多者懸案についてまんべんなく論議をするものと思われる。政府当局者は、北朝鮮の核開発計画申告の遅延で膠着(こうちゃく)状態にある6カ国協議の進展案について意見を交わすとともに、韓米自由貿易協定(FTA)の早期批准、韓国の米国ビザ免除プログラム適用などについても話し合う見込みだと伝えている。

 柳長官は27日にはゲーツ国防長官、ハドリー大統領補佐官(国家安全保障担当)と相次ぎ会談するほか、米戦略国際問題研究所のヘームリ所長、ジョンズ・ホプキンス大学付設韓米研究所のオーバードーファー所長ら、主要シンクタンク所属専門家らともそれぞれ面談する予定だ。

 28日にはニューヨークに移動し、コリアソサエティの理事長を務めるグレッグ元駐韓国大使、カートマン元朝鮮半島エネルギー開発機構事務局長らに会うほか、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と夕食をともにするのを最後に、全日程を終え帰国の途に付く。

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