2010年から引渡しが始まるエアバスA380の想像図=(聯合)
2010年から引渡しが始まるエアバスA380の想像図=(聯合)
【ソウル24日聯合】大韓航空は今年、長距離路線網の強化に総力を上げる。業界が24日に伝えたところによると、大韓航空は欧州就航35周年を記念し欧州直行便の拡充と、大韓航空が加盟する航空連合スカイチームの加盟会社との共同運航(コードシェア)便の拡大、未就航の南米やアフリカ地域への進出策などを打ち出した。グローバルネットワークの拡充に向け、次世代旅客機のエアバスA380型8機とボーイングB787型10機を2009年以降に導入し長距離路線に投入する。
 同社は6月1日に仁川~ドイツ・ミュンヘン便を新規に就航するなど、コードシェア路線を17路線から20路線に増やし、欧州南部地域への就航地を開拓する。欧州就航都市は13都市となる予定だ。同月2日には、2001年に収益性悪化で中断していたブラジル・サンパウロ便の運航も再開する。さらに中南米の航空会社とのコードシェアとマーケティング提携で中南米地域のネットワークも強化する一方、アフリカでは仁川~カイロ便に次ぎ、南アフリカ・ヨハネスブルク就航も推進している。

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