【ソウル24日聯合】外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官が25日から5日間の日程で米国を訪問する。ライス国務長官ら米政府高官らと会談し、来月に予定されている韓米首脳会談の議題を調整するほか、北朝鮮の核問題などの懸案についても話し合う。
 26日にワシントンに到着する柳長官は、ライス長官と昼食を兼ねた会談に臨む。先月25日に李明博(イ・ミョンバク)大統領就任式出席のため韓国を訪れたライス長官と会談しているが、正式に外交通商部長官に就任してからは初めての韓米外相会談となる。会談では来月15日から19日に予定されている李大統領の訪米日程と韓米首脳会談の議題について意見を交わすものとみられる。

 外交消息筋は、韓米首脳会談成功に向けた準備が今回の訪米の最初の目的だとし、韓米同盟復元の本格的な第一歩になるだろうと話している。

 柳長官は27日にゲーツ米国防長官と会談し、韓米軍事同盟の発展方向などについて意見を交わす予定だ。この席では防衛費分担金や戦時作戦統制権移譲問題など、韓米間の国防懸案についての意見交換もありそうだ。また同日午後にはハドリー大統領補佐官(国家安全保障担当)と会うほか、米戦略国際問題研究所のヘームリ所長、ジョンズ・ホプキンス大学付設韓米研究所のオーバードーファー所長、コリアソサエティのグレッグ理事長ら、米国の朝鮮半島専門家らとも個別に面談する予定だ。

 柳長官は28日にニューヨークへ移動し、国連に潘基文(パン・ギムン)事務総長を表敬訪問する予定だ。

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