【ソウル21日聯合】サムスン電子は21日、経営委員会で年産1億台規模のベトナム携帯電話工場の設立計画を最終確定した、と公示した。シンガポールにあるサムスン電子アジア持ち株会社に505億ウォンを投資し、この持ち株会社がベトナムに携帯電話生産法人を子会社として設立する。
 ベトナム工場はハノイ・バクニン省イェンフォン工業団地に建設される予定だ。早ければ年末にも1次として中低価格端末機を中心に年産3000万台規模で量産を開始し、その後、生産量を年産1億台まで拡大していく。これに伴い、現在は同社の国内最大の携帯電話生産拠点となっている亀尾工場は生産量が大幅に減ることになる。ベトナム工場の本格稼動後、亀尾工場を従来の中低価格端末機から、プレミアム端末機の生産体制へとシフトさせる予定だ。


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