【光州21日聯合】環境部が2012年までの温室効果ガス排出量の目標値を現状維持水準で提示した。これは国レベルでは初めてで、環境団体からの激しい反発が予想される。
 環境部は21日、光州科学技術院で2012年まで温室効果ガス排出量を、2005年水準で維持する内容を含んだ2008年度主要業務計画を李明博(イ・ミョンバク)に報告する。

 2005年の温室効果ガス排出量は二酸化炭素に換算して5億9100万トンだった。別の対策がなければ、排出量は毎年2.2%程度増加すると予想されるだけに、現状維持水準にしても実質的な削減効果があると環境部は予想している。

 環境部は温室効果ガス排出量の増加を抑制するため、2005年に2億5000万トンだった非産業部門の排出量を2012年までに20%低減する一方、バイオ燃料の普及率を2005年の1%から2012年には3%まで拡大する計画だ。

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