【安養20日聯合】京畿道・安養の小学生2人が誘拐、殺害された事件で、容疑者の男は町内の路地で2女児を殺害したと、再び供述を変えている。
 京畿警察庁の捜査本部は20日の会見で、男が取り調べに対し「事件当日の昨年クリスマスの午後6時ごろ、たばこを買いに家を出て2人の子どもに出くわし、肩に手を置いたところ悲鳴を上げて反抗されたため、両手で2人の口と鼻をふさぎ壁に押し付けて死なせた」と供述したことを明らかにした。2人が死んだのを確認した後、遺体を家の中に移し、捨てやすくするために浴室で切断したという。

 警察は、こうした供述が前日に水原地裁で行われた拘束礼状実質審査での供述よりも具体的で現実感があるものの、依然として犯行動機を隠すためのうそが入っているとみて真偽を追求している。安養警察署の刑事課長は、「2人を同時に壁に押し付けて殺害したという供述は、常識的に信頼性に欠けると判断される」と話している。供述内容が変わったことから、真偽確認のため、一両日中に実施する予定だった現場検証は数日先送りされる。また、別の女性行方不明事件との関連性など余罪や共犯捜査なども並行することにした。

 令状審査の時に男は、車を運転中に2人を見つけ、頭をなでたところ反抗されたため殺したと述べた。それ以前は、飲酒運転で2人をひく事故を起こしたと主張していた。

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