【モスクワ18日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領とロシアのプーチン大統領による韓ロ首脳会談が実現しないことになった。ロシア政府の消息筋と駐ロ韓国大使館が18日に明らかにした。
 これまでロシア政府は、5月7日にメドベージェフ次期大統領が就任する前に、李大統領がロシアを訪問しプーチン大統領との首脳会談に臨むことを強く要請していた。李大統領の就任前の特使派遣と、李大統領就任式への使節団派遣の際、ロシア側の意向が李大統領に伝えられていた。

 これを受け韓国政府も、早期の首脳会談を前向きに検討してきたが、両国政府はこのほど、プーチン大統領の退任前の会談開催は物理的に難しいとの認識で一致したとされる。ただ、両国関係の発展に向け、できるだけ早い時期に首脳会談を行うことで意見をまとめたようだ。

 李大統領は4月中旬に米国、日本との首脳会談日程が決まっている。また、5月1~3日はロシアが連休にあたっていること、会談の事前準備に少なくとも1週間以上要することなどを考慮したものと思われる。

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